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眠りに落ちた美女 [2021/04/06 18:09] 127.0.0.1 外部編集 |
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- | ====== 眠りに落ちた美女 ====== | ||
- | ある日僕は学校の美術室の掃除当番だった | ||
- | 早く終わらせて帰ろうと思い急いでいたら | ||
- | 一枚の絵が大事そうに飾られているのを見つけた | ||
- | その絵はとても綺麗な女の人の肖像画だったが | ||
- | 少し不気味で目に特徴があった | ||
- | とても大きな瞳でこっちをみている気がした | ||
- | なんだか怖くなり急いで掃除を終わらせ帰った | ||
- | 次の日学校は大騒ぎになっていた | ||
- | 例の美術室の絵が盗まれたのだ | ||
- | 最後に絵を見たということで僕は美術の先生にいろいろ聞かれた | ||
- | 「なるほど掃除をしてた時にはちゃんとあったんだね」 | ||
- | 「間違いないです、あの絵は高価なものなんですか?」 | ||
- | 「あれは『眠りに落ちた美女』といって私の知人の画家が自分の娘 | ||
- | の寝顔を見て描いたものなんだ、特に価値はない | ||
- | 最も画家も娘ももうこの世にいないけどね」 | ||
- | 「そうなんですか・・・」 | ||
- | あの絵は結局見つからなかった、 | ||
- | 不思議なことに泥棒が入った痕跡はなかったらしい | ||
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- | 寝顔を描いた、というのに、 | ||
- | 目撃した時には目に特徴!?大きな瞳? |