====== 人間系怖い話 ====== 人間の闇を感じる怖い話です。 ---- [[友人の罠]] ---- [[便器を上げる]] ---- [[大きなゴカイ]] ---- [[直前に食べたもの]] ---- [[包丁持った女!?]] ---- [[なんで子供って]] ---- 「一年前、うちの大学の生徒が無人島で7人全員死んだって事件あったよな?」 「あぁ、あったな。それがどうした?」 「実は、その事件の模様を映したビデオがここにあるんだよな~♪」 「マジで?!」「えぇ~うっそー」「怪しい」「・・・ホントに?」みんなそれぞれ勝手なことを言っている。。。 「まぁ、とりあえず観てみようぜ~」 ビデオが再生されると初めは普通の旅行のようだったが、その夜に一人の死体がみつかるとそこからはパニック映画のようだった。みんな震え、怯えている。 そこから次々と死体で発見されていき、結局はカメラマンと一人の少女が残った。少女は言う。 「あなたが犯人なんでしょう?!私が犯人なわけないもん!それに、こんな状況でビデオ撮ってるなんておかしいわよ!」 「違うおれじゃない!これは警察に証拠として、渡すために・・・」 少女は最後まで話をを聞かずに外に飛び出していった。それをすぐ追いかけるカメラの男。 そこで、急に画面が黒くなり次には無残な少女の死体と首吊り自殺をしたと思われる、カメラの男が映っていた。そこでビデオは終わった。 ---- 小学校時代からの腐れ縁の友人から 「恋人ができた」とメールがあった そのときは「おめ」って返事を返しておいた そのしばらく後にその友人と久しぶりに会ったときに、 たまたま新聞屋から貰った映画の券が2枚あったのを思い出した それでそいつに 「貰い物で悪いけど、 映画のタダ券あるから彼女と見に行ったら?」 って言ったところ、 そいつはこう言うんだ 「彼女なんていないよ」と その一件以来、 俺はそいつを避けるようにしている ---- 駅のベンチで電車を待っていた時、隣に赤ん坊を抱いた夫人が座った。 子供好きな俺はついジッと見てしまった。 それに気付いたのか夫人が聞いてもいないのに話しかけてきた。 「これね、実はバッグなんですよ。」 そういうと赤ん坊の服をめくり、お腹についたジッパーを見せてくれた。 そう言われてみれば確かに、目玉もガラス玉で出来ているようだ。 「へぇ、良くできてますね。」 「ええ、結構難しいんですよ、時間もかかるし、でもリサイクルが好きだから。」 と笑顔で答えて。丁度来た電車に乗って、行ってしまった。 俺も同じ電車に乗るはずだったが、ベンチから立ち上がる事が出来ず、去っていく電車を見送った。 ---- 俺はものしりだ。 特に有名な人名などは世界一知ってると自負してる そして今日は学校で友達に織田信長という人物を知ってるか聞いてみた 「は?誰?」 やはり難しかったかな 先生にも聞いてみた 「ん?誰だね?」 学校が終わり彼女にも聞いてみた 「いやいや、誰だし」 やはり難しすぎたのかな? でも俺の尊敬する両親なら知ってるかも 家に帰って聞いてみた 「あの・・・誰ですか?」 ---- 私は13才の中学生 三つ上のお姉ちゃんとは部屋を共用していてとても仲良し 一つしかないベッドを私に譲ってくれるとても優しいお姉ちゃん 今日もいつものように寝る前に二人で仲良くトランプしたあと二人同時に就寝 私はベッド、お姉ちゃんは床にひいた布団 わたしは30分も経たないうちに眠りについた。 何時間経ったあとのことだったのだろうか 「ねぇ、起きて」 寝ぼけ半分で目をあけるとおねえちゃんが小声で囁いている。 どうやら寝付けないらしく、一緒に散歩に行かないかと言っている。 私は眠かったのもあり「一人で行ってきなよ」と冷たく押し返したが、 やけにしつこいお姉ちゃん。 終いには乗り気でない私に業を煮やしたのか私の手を掴み靴も履かず外に引っ張り出された。 「イタイ!」 私の叫びも耳に入らないのか私の手を強く掴んだまま何も言わずただ引っ張る。 「ねぇ!どうしたの?!」 お姉ちゃんは黙っている。よく見ると手は小刻みに震えていた。 家からしばらく離れたところでお姉ちゃんも少し落ち着いてきたのか、掴んだ手が少し緩んだのを感じ もう一度問いただしてみた。 「何があったの??」 お姉ちゃんは唇を震わせ言った 「やっぱりあんた気づいてなかったのね…」 ---- 88歳のおじいさんが病院にやってきました。 「先生、聞いてくださいよ!わしの嫁は18歳なんですが、この度めでたく、わしの子をみごもったんですよ!!」 医者はしばらく考えてから、口を開きました。 「こんな話をご存じですか。  狙った熊は決して逃がさない熊撃ちの名人がいた。  ところがある日、急いでいたのでうっかりして、猟銃の代わりに傘を持って熊撃ちに出てしまった。  そして熊に遭遇。彼はまだ傘と気づかずに猟銃のつもりで傘を構え、ひきがねのつもりで傘の持ち手をバーンと引いた。  すると熊はパタリと倒れた。見れば心臓を銃弾が直撃…」 「そんなバカな!あるとすれば、その弾は他の人が撃ったに違いない」 「そういうことです」 ---- 後味の悪い実話。 ウチの近所の橋の話なんだが。 その橋は何度掛け直しても、すぐ流されてしまう。 そこで高名なお坊さん?に観て戴いたところ、例の如く 『6歳の子供を人柱に立てれば橋は流されなくなる』 と出た。 そこで名乗りを上げたのが、近所に住む信心深いおじいさん。 『私の孫は6歳なので、どうぞ私の孫を人柱にして下さい』と。 そしてその子は人柱にされ、それ以後橋は流されなくなった。 何が後味悪いって、自分が信心深いからって孫を人柱に差し出すじいさん。 そんなに信心深いなら、てめえがなれよと。 因みに今現在でもこの子の鎮魂際は営まれている。