家族系怖い話

家族関連のゾッとする話や意味がわかると怖い話です。


少女のところにお星さまが降り立ちました。
「なんでも一つ願いをかなえてあげよう」
お星さまはいいました。
少女は泣いていました。
「家族を消してちょうだい!あんな家族、まっぴらよ!」
次の日、少女が目を覚まして一階へおりると、いつものようにおかあさんと
おとうさんとおにいちゃんがいました。
少女は後悔しました。
その夜、再びお星さまは少女の目の前にあらわれました。
「気に入ってもらえたかな」
少女はいいました。
「昨日のおねがいをとりけしてちょうだい」
お星さまはいいました。
「一度かなえたおねがいはとりけせないよ」
少女は泣きました。

家族は消えたはずなのに、一緒に暮らす人たちはいる
→どこかにいる本当の家族が消されてしまった

ということになりますね。


俺の息子は、時々、(写真でも、画像でも)人の顔をじっと指さすという、妙な癖があった。
指をさされた人物が必ず3日以内に死ぬ、と言うことを知ったのは、つい最近のことだ。

今日も、テレビをつけようとしたとき、息子は、じっと画面を指さしていた。
付いたテレビには、大物議員の姿が。
へえ、こいつも死ぬのか。

息子が指さしたという、
テレビをつけようとした時には、まだ議員は映っておらず、
画面には反射で、「俺」が映っていたはず、
てことは・・・


オバケって本当にいるとおもいます。
小さいころ、わたしにはお姉ちゃんが見えていました。
同じきたない服をきて、いっしょに住んでいました。
でもある日お姉ちゃんは見えなくなりました。
パパと、ママが宝くじをあてました。
びんぼうだったから、そんなはくちゅうむを見たのだと言われました。
今はとってもしあわせです。
でもそろそろ宝くじのお金がなくなっちゃいそうです。

最初いたお姉ちゃんがいなくなり、大金が・・・
ということは、お姉ちゃんを売った?or 保険金殺人etc?

そして、そのお金が尽きるということは、
次は・・・


今日は父さんが帰ってくる日だ。
父さんは船乗りで家にあまりいないから、帰ってくるときはすごくうれしい。

にこにこ顔の父さんを久しぶりに見ると、僕も弟もつられてにこにこ笑ってしまう。
母さんもとても楽しそうで、父さんのいる間はテーブルにごちそうがいっぱい並ぶ。

お休みが終わるころ、父さんは僕と弟をかわるがわる抱っこすると、
「大きくなるんだぞ!」と言って、また船の旅に出る。

僕も弟も、父さんに会えるのがとても楽しみなんだ。

哀しい知らせが入った。
父さんの乗っていた船が沈んで、父さんは二度と家に帰れなくなったという。

僕と弟は泣いた。
父さんがいない間だけだから、我慢できたのに。

最悪なことに、今日から僕らは夏休みだ。
僕と弟は、もう秋を迎えることはできないだろう。

ヒント:父親がいるときは虐待されない

これ・・・父のいない間は母にひどい目にあわされていて、ということでしょうね。


小学校に入る前の娘と遊園地に行った

入り口には看板が貼ってあって、楽しんでねと書かれていた
 
まだ字が読めるようになったばかりの娘が、まじまじとその看板をみていて微笑ましかった

ジェットコースター、観覧車、コーヒーカップ、と色んな乗り物に乗ったが、
しかしどうにも娘はそわそわして楽しんでいる様子がない

俺はせっかく遊園地に来たんだから入り口に書いてあるようにしないと駄目だぞ、と言うと
やたら暗い顔になる

まだ遊園地は早かったのかもしれない

仕方ないから帰ることにした

そして娘はその日自殺した

俺は今でも自分を許せない

「楽しんでね」の漢字が読めなかったのか・・・それで自〇


ある日、泣き声がしゃくに障ったので妹を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
5年後、些細なけんかで友達を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
10年後、酔った勢いで孕ませてしまった女を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
15年後、嫌な上司を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
20年後、介護が必要になった母が邪魔なので殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていなかった
次の日も、次の日も死体はそのままだった


先日
買い物途中に妹から連絡があり
「娘がどんなのか知りたいそうだから、ウグイスパン買ってきてー」と頼まれたので
買って持っていったら、姪っ子(反抗期真っ盛り)が
「ウグイスが入ってないならウグイスパンじゃない!」と喚いたので
姪っ子には食べさせずに、妹とふたりで食べた

昨日
妹から「娘が謝ってるから、ウグイスパンもう一度お願い」と連絡があったので
今度は自分で焼いたパンを持って行った
姪っ子の謝罪はやっぱり口だけだったようで
「ちゃんとウグイス入ってるの~?」とニヤニヤしながら喰いつき
鶏肉が入っているのに気づいて無言になった
私と妹の分はちゃんとしたウグイスパンだが、
姪っ子の分はボイルした鶏肉パン
ひと口食べてトイレに駆け込み、なぜかそのまま出てこなかった


俺には妹が三人いる。
同じ両親から生まれたのが信じられないくらい、性格も趣味も違うけど、唯一共通するのは妹たちは最高だってこと。
毎年俺の誕生日はご馳走が並ぶ。
妹たちの料理はうまい。
一昨年は長女のハンバーグだし去年は次女のシチューで今年は末の妹の番だってさ。
うらやましいだろお前ら。


「ねぇお父さん、明日晴れるよね?」
「え?どうしてだい?」
「だってお父さんとわたしで、てるてる坊主二つだよ」
「あぁそうか。うん、晴れるだろうね。結果はわからないけどきっと晴れるよ」


今日風呂に入ろうとしたら本格的な温泉ぽい香りがしたので、母に「入浴剤替えたの?」
と尋ねると、「そうなのよ、今日特売で安かったから」というなんだかぎこちない
返事が返ってきた。
しかしいざ入浴してみるとこれがなんとも気持ちがいい。体の芯から温まる。本当に温泉に
浸かってるみたいだ。こんなものが特売だったなんて。
しばらく温泉気分を楽しんだ後、おもむろにボディソープを手にとる。・・・・・・・
手に違和感を覚えた。少しヒリヒリするような感じだ。そしてなにか嗅ぎ覚えのある臭い・・・・
小学校のトイレ掃除の時間が何年もの時空を越えていきなり鮮明に一瞬頭に現れた。
それと同時に、なぜか小6の修学旅行のときに行った箱根の大涌谷の映像も頭をかすめた。
臭い、手の感覚、バスルームの中の空気、頭の思考回路・・・すべてが異様であった。
そしてふと後ろを振り向くと、モザイクドアガラスのはるか向こうに、こちらをじっと伺う ような黒いシルエットがゆらゆらと揺れているのであった。


ある村の庄屋の家から小豆が盗まれる事件が起こった。
庄屋は激怒し探し回ったところ、ある水のみ百姓の家の女の子が
まりを突きながら「昨日の夜は赤いまんまを食べた」と歌っていた。
水のみ百姓は庄屋の家に連れて行かれ、庄屋と村人たちに激しく糾弾される。

無実を訴える百姓は「娘を連れてきてくれ」と頼む。
そして連れてこられた娘の腹を、庄屋・村人たちの前で鎌でかっさばく。
息絶えた娘の腹からは赤いカエルがコロコロと転がり落ちた。