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家族系怖い話


家族系怖い話

家族関連のゾッとする話や意味がわかると怖い話です。


家族を消して


死ぬのはこいつ


宝くじ


父さんは船乗り


漢字が


ある日、泣き声がしゃくに障ったので妹を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
5年後、些細なけんかで友達を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
10年後、酔った勢いで孕ませてしまった女を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
15年後、嫌な上司を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
20年後、介護が必要になった母が邪魔なので殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていなかった
次の日も、次の日も死体はそのままだった


先日
買い物途中に妹から連絡があり
「娘がどんなのか知りたいそうだから、ウグイスパン買ってきてー」と頼まれたので
買って持っていったら、姪っ子(反抗期真っ盛り)が
「ウグイスが入ってないならウグイスパンじゃない!」と喚いたので
姪っ子には食べさせずに、妹とふたりで食べた

昨日
妹から「娘が謝ってるから、ウグイスパンもう一度お願い」と連絡があったので
今度は自分で焼いたパンを持って行った
姪っ子の謝罪はやっぱり口だけだったようで
「ちゃんとウグイス入ってるの~?」とニヤニヤしながら喰いつき
鶏肉が入っているのに気づいて無言になった
私と妹の分はちゃんとしたウグイスパンだが、
姪っ子の分はボイルした鶏肉パン
ひと口食べてトイレに駆け込み、なぜかそのまま出てこなかった


俺には妹が三人いる。
同じ両親から生まれたのが信じられないくらい、性格も趣味も違うけど、唯一共通するのは妹たちは最高だってこと。
毎年俺の誕生日はご馳走が並ぶ。
妹たちの料理はうまい。
一昨年は長女のハンバーグだし去年は次女のシチューで今年は末の妹の番だってさ。
うらやましいだろお前ら。


「ねぇお父さん、明日晴れるよね?」
「え?どうしてだい?」
「だってお父さんとわたしで、てるてる坊主二つだよ」
「あぁそうか。うん、晴れるだろうね。結果はわからないけどきっと晴れるよ」


今日風呂に入ろうとしたら本格的な温泉ぽい香りがしたので、母に「入浴剤替えたの?」
と尋ねると、「そうなのよ、今日特売で安かったから」というなんだかぎこちない
返事が返ってきた。
しかしいざ入浴してみるとこれがなんとも気持ちがいい。体の芯から温まる。本当に温泉に
浸かってるみたいだ。こんなものが特売だったなんて。
しばらく温泉気分を楽しんだ後、おもむろにボディソープを手にとる。・・・・・・・
手に違和感を覚えた。少しヒリヒリするような感じだ。そしてなにか嗅ぎ覚えのある臭い・・・・
小学校のトイレ掃除の時間が何年もの時空を越えていきなり鮮明に一瞬頭に現れた。
それと同時に、なぜか小6の修学旅行のときに行った箱根の大涌谷の映像も頭をかすめた。
臭い、手の感覚、バスルームの中の空気、頭の思考回路・・・すべてが異様であった。
そしてふと後ろを振り向くと、モザイクドアガラスのはるか向こうに、こちらをじっと伺う ような黒いシルエットがゆらゆらと揺れているのであった。


ある村の庄屋の家から小豆が盗まれる事件が起こった。
庄屋は激怒し探し回ったところ、ある水のみ百姓の家の女の子が
まりを突きながら「昨日の夜は赤いまんまを食べた」と歌っていた。
水のみ百姓は庄屋の家に連れて行かれ、庄屋と村人たちに激しく糾弾される。

無実を訴える百姓は「娘を連れてきてくれ」と頼む。
そして連れてこられた娘の腹を、庄屋・村人たちの前で鎌でかっさばく。
息絶えた娘の腹からは赤いカエルがコロコロと転がり落ちた。


家族系怖い話.txt · 最終更新: 2021/09/03 05:07 by moepapa